私たちの組織
実験動物福祉コミュニケーション
代表理事 笠井 憲雪
実験動物福祉コミュニケーションは、動物を用いた研究、教育、検査を行なっている公的機関および民間施設等の法令遵守を支援し、一般市民の方々に動物を使用する研究、教育、検査活動を理解していただくために情報の発信を行うことを目的とした非営利組織です。
平成17年(2005年)に動物愛護管理法が改正され実験医学の原理である３Rの原理(Replacement, Reduction and Refinement)が取り入れられました。その後、文科省、農水省及び厚労省から動物実験に関する基本指針が発出され、いわゆる機関管理(自主管理）制度が制定されました。
それから15年が経ちましたが、動物を使用する研究や教育・検査の公的機関や民間施設のすべてに体制の構築やこの制度を保証するための外部機関による検証や認証制度が行き渡っているとは言い難い状況です。また、動物を用いたこれらの機関側からの情報発信が少なく、このため市民の方々の動物実験に関する理解が十分に得られているとも言えません。
そこで私たちは、各基本指針が求めている動物を用いた各種研究・教育・検査の公的機関や民間施設のコンプライアンスの向上や体制構築の支援、外部検証の受検の支援を通じて適正な動物実験のさらなるレベルアップを支えること、さらに一般市民の方々に少しでも理解していただくための情報の発信を目的としてこの組織を立ち上げました。
これらの目的の実現に微力ながら邁進したいと思います。どうぞ多くの皆様のご支援をお願いいたします。
役員 ▲
- 代表理事 笠井 憲雪 (東北大学名誉教授)
- 理 事 上田 正次 (元株式会社特殊免疫研究所常務取締役)
- 理 事 岡村 匡史 (国立国際医療センター研究所室長)
- 理 事 坂本 雄二 (千寿製薬株式会社総合研究所実験動物管理専任マネジャー)
- 理 事 塩谷 恭子 (国立循環器病研究センター特任室長)
- 理 事 山田 章雄 (東京大学名誉教授)
- 理 事 山田 靖子 (東京大学特任教授)
- 理 事 ・ 事 務 局 長
熊谷 隆 (有限会社 熊谷重安商店社長) - 監 事 中井 伸子 (実験動物福祉コミュニケーション)
組織概要 ▲
事業内容
- 研究・検査機関および民間施設の動物実験の適正な実施を支援する事業
- 研究・検査機関および民間施設の各省基本指針の適合性へのコンプライアンス支援事業
- 動物実験委員会等の設置を支援する事業
- 動物実験計画書の記載内容の評価を支援する事業
- 動物実験に関わる自己点検評価を支援する事業
- 動物実験委員会の外部委員を紹介する事業
- 実験動物の福祉を推進し、適正な動物実験の実施に関わる情報を発信する事業
会 則 ▲
設立趣意書 ▲
実験動物福祉支援組織「実験動物福祉コミュニケーション」の設立について
※ 実験動物コミュニケーション略称
LAWCom（Laboratory Animal Welfare Communication)
概要 ▲
| 組織名 | 非営利組織 実験動物福祉コミュニケーション |
| 所在地 | 〒981-3133 宮城県仙台市泉区泉中央1丁目23-11 （有限会社熊谷重安商店 内） TEL:022-371-6336 FAX:022-371-6334 |
| 設立年月 | 2018年4月 |
| 代表 | 笠井 憲雪 |